自分のことをババアと呼ぶのはやめたのだ

雑記
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「いやーもうババアだからさ…」

と言っている時期がありました。そうそれは20代後半…アイドルも俳優も女優もスポーツ選手もどんどん歳下になっていき、自分がそんな若い人たちに対してもう若くもないのだと「思い込み」始めた頃。
自分はもうババアだから若い飲み方はできない、とか、もうババアだから今のおしゃれがわからない、とか。
はたまた自分のことを「フォント大好きババア」と揶揄してみせたり。
意識せずするすると冗談めかしてババアという単語を口にしていたように思います。

同年代、全然「ババア」なんかじゃないじゃん

時が過ぎて30歳の秋、夫の転勤で東京へ越しました。
そこで東京の同年代のママさんたちと遊ぶようになり、とても良い刺激を受けることになります。
とにかくみんな輝いている。おしゃれだったり趣味を楽しんでいたり、母親である前に一人の人間の個がたっている…!
すごく素敵だと思いました。私は育児疲れでなんだかボロボロで、見た目にも無頓着でいたのでみんなのようにおしゃれしたいと憧れるようになりました。
そして、そんな彼女たちと同年代の自分が自分のことを「ババア」なんて呼んではいけないと思うようになりました。
30代、まだまだ若いじゃないか…!なんだってできるじゃないか。

自虐をやめたい

そもそも自分のことをババアと自称したところで続くのは自虐の言葉がほとんどです。
私ババアだから⚪︎⚪︎に詳しいんだ。年の功でしょ。なんて会話はなかなかないでしょう。
そもそもババアという言葉が自虐なわけで…。
「ババアだからあれができない、これができない、これは諦める…」
ババアなんて自分のことを呼んだら自分がどんどん卑屈になって視野が狭くなってしまいます。
なので、自分のことをババアなんて呼ぶのはやめることにしました。
自分の中では今が一番で、「今」は決して古くなんてない。
未来の自分と比較したら今の自分は十分若い訳で。
今を楽しく豊かに生きるために、今現在をくすませる言葉をわざわざ選ぶ必要はないと思うのです。
何歳になってもおばあちゃんになっても自分を卑下せず入られたら素敵だなと思います。
街でおしゃれを楽しむ綺麗なマダムを見かけたとき、あんな風になれたらかっこいいなと思いを馳せました。
そのためには今、自分を楽しんでいかないと。
育児と仕事でなかなかですが、来年はおしゃれしたり新しいことに挑戦したり、前向きに行動したいと画策しています。(今年は準備期間ということで…)
余談。
けれどもしっかりと体は老いている。体力だって落ちている。
ここもわざわざ自虐はしなくていいと思いますが、無理のない範囲でやっていきたいものですね…。
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